Encyclopedia of Dominiaより: この文章は独自に翻訳したものであり、公式なものではありません。また、稚拙な訳ではありますが、お楽しみ頂ければ幸いです。(by JFK@あんかば) ドミニア百科辞典−エンジェルファイア教会(The Church of Angelfire)  エンジェルファイア教会は、現在のベナリアにおいてもっとも有名な教会でしょう。  ベナリアの友(*1)の20%以上が、自分がエンジェルファイア教団の崇拝者であると明言しているのです。  教会の名は、伝説の戦士、「ガブリエル・エンジェルファイア(*2)」によって、今日に至るまでその主張と精神に焼きつけられています。  あらゆるエンジェルファイアの教会の主祭壇は、常に、彼の”スピリット−フレイム”の特殊なロウソクの赤緑の炎が照らしだしています。このロウソクはガブリエルの不屈の意志の象徴とされています。そしてロウソクは一度灯すと、消すことはほとんど不可能であり、ロウソクを作る製法は、宗教上の秘密として重きを成しています。  数多くの歴史家は、エンジェルファイア教会は、ベナリアで崇拝を非難された(目的、活動が)幾分似ているセラ教会に取って代わるために生まれたのだと信じています。  この(エンジェルファイアの)非難の日々は、シオールタンの法の鎖から放たれたエピティア(Epityr)の定住地が発展している、ベナリアの前身である、シオールタン帝国健在であった時代までさかのぼります。  当時、後に「セラの天使たち」と呼ばれるセラの司祭は都市を解放し、この蜂起は帝国の屋台骨を破壊する世風でした。そしてすでに衰えていたシオールタンはまもなく、東テレジア(Terisiare)の支配権を全て失ったのでした。(*3) --- NOTES: どうも現ベナリアに、体制に反発する人々が2割を越してきているようです。 古シオールタン帝国をひっくり返したセラ教会のように、エンジェルファイアも「第2のセラ教会」になれるのでしょうかね? (*1)特にベナリア市街に住むベナリア人が、自分達を描写するために使用した言葉。 (*2)《Gabriel Angelfire / 天使の炎ガブリエル,CH,M,u1》である。 (*3)このセラ寺院とシオールタン帝国の顛末は、 相良さん訳の「セラの天使」を参照して下さい。