登場人物  この物語は、兄弟戦争以後、気候が激変し、氷河期を迎えたテレジア大陸に おける事柄を扱ったものである。 Kaysa, Elder Druid of the Juniper Order 柏槙教団の上座ドルイド、ケイサ  後にアイスエイジに終止符を打つ、類稀な魔力と美貌の持ち主。 この短編では10歳頃の姿で登場している。 Halvor Arenson, Kjeldoran Priest キイェルドーの僧侶、ハルヴォア・アレンスン  知識も深く、アイスエイジのさまざまな物語に関わってくる彼もまた、この物語 ではまだ一介の教会司祭にすぎない。 Lucilde Fiksdotter, Leader of the Order of the White Shield 白き盾の騎士団長、ルシルデ・フィクスドッター  ストロームガルド騎士団と対立する白き盾の騎士団団長。礼儀正しい女性である。 Klazina Jansdotter, Leader of the Order of the Sacred Torch 聖なる灯火騎士団長、クラジーナ・ジャンスドッター  《シロイワヤギ/Mountain Goat(6E)》のフレーバーでも述べているが、ちょっと ずぼらなところがある女性のようだ。 Disa, the Restless "せかせか者の"ディーサ  「遠征軍」の生き残りでもある、勇敢な冒険家である彼女は、コールビーヨーンの 妻である。  彼女の記した日記は、氷河期当時の状況をつぶさに語ってくれる。  同盟期に、疫病によってその命を落としてしまう。 Kolbjorn, High Honored Druid 高徳のドルイド、コールビーヨーン  柏槙派の上座ドルイドであるコールビーヨーンは、女神フレイアリーズを奉る ドルイドたちの長である。 Lim-Dul, the Necromancer ネクロマンサー、リム=ドゥール  強力な悪魔テヴェッシュ・ザット(Tevesh Szat)、レシュラック(Leshrac)と 契約を結んだ恐るべき死霊術師。キイェルドーをその手中に収めんがべく 死者の軍隊を確実に増やしながら侵略を開始する。 Avram Garrisson, Leader of the Knights of Stromgald ストロームガルド騎士隊長、アヴラム・ガリースン  キイェルドーの精鋭軍であったはずのストロームガルド騎士団は、盟主を裏切り リム=ドゥール側につく。隊長たる彼にいかなる野望があったのかは不明である。 オーロック(auroch)の毛皮  《オーロクス/Aurochs(5E)》の毛皮だと思われる。 キイェルド神(Kjeld)  キイェルドー建国王、そしてその王族の家系を指す。国内では建国王は神格化されて 国民に称えられている。 キイェルドー(Kjeldor)  テリジア東岸に位置する国。ダリエン王が治める。フィンドホーンとの交流も 積極的である。同名の首都を持つ。 クロヴ(Krov)  キイェルドーでも大きな都市であろうと推測される。「祝祭」の中心地であるようだ。 北東にキイェルド、北西にはソルデヴの廃墟がある。 ミッケル(Mikkel)  ハルヴォアたちが住んでいる村の名前。クロヴ近辺、より西側であると推測される。